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ペインクリニック

神経ブロック

 

  • ぎっくり腰(急性腰痛症)から脊柱管狭窄症、ヘルニアによる首、腰の痛みや手足の痺れ
  • 帯状疱疹の痛み等

当院では様々な痛みに対して治療を行っています。

手術まではいかずとも痛みが強く生活に支障を来している方
痛みのためにリハビリテーションが行えない方
痛みのために眠れない方
手術することが困難な方への治療の手段として神経ブロックは非常に有効です。

当院では麻酔科医による神経ブロック治療を整形外科医とともに
より適切に、効果的に、安全に、身近なものとして提供致します。

安全な神経ブロック

当院ではCアームを使用した最新のレントゲン透視装置や高解像度の超音波画像装置を完備しております。
Cアームを使用しレントゲンで身体の中を透視しながら行う「レントゲン透視下ブロック」を行います。
1方向から照射するレントゲン透視装置と異なり、アームを動かしさまざまな角度から見ることで、より安全で正確なブロック注射が可能となります。

  • 日帰りで行うことができ、保険が適応されます

ペインクリニックとは

ペインクリニックは痛みに対する治療を専門としています。
痛みは辛いもので、日常生活の質を著しく低下させるものです。

痛みを感じると、交感神経という身体の緊張を高める神経が興奮します。すると血管が収縮し筋肉は緊張状態となります。
それにより血流が悪くなり、組織に酸素が行き渡らなくなった結果、さらに炎症が悪化し、組織から痛みを引き起こす発痛物質を発生し、さらなる痛みを誘発します。

痛みが続くとそれ自体がさらなる痛みを呼び、連鎖的に『痛みの悪循環』が形成されます。
ひとたびこの悪循環に陥るとなかなか治療が効かなくなってしまうため、この負のスパイラルをできるだけ早い段階で断ち切ることが重要です。

そのためブロック注射により、神経の興奮を抑え『痛みの悪循環』を断ち切ることは痛みの治療で非常に重要なことなのです。

当院では整形外科と連携し、神経ブロックで『痛みの悪循環』を断ち切るだけでなくリハビリテーション療法等も併せることで、より効率的で的確な治療を実施することができます。
これにより麻酔薬の効果が切れても痛みが緩和され、ブロック注射をせず元気に生活ができるレベルまで改善する方も多くいらっしゃいます。

 

帯状疱疹について

帯状疱疹とは、身体の中に潜んでいる「水痘・帯状疱疹ウイルス」により、体の片側に赤い発疹が帯状にあらわれ、ピリピリとした痛みを伴う病気です。

80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になると言われています。

眠れないほどの強い痛みが生じたり、皮疹が治った後にも痛みが残ることがあります(帯状疱疹後神経痛)。

 

治療

帯状疱疹の痛みはとても辛いものです。

抗ウイルス薬と鎮痛薬を基本として治療を行いますが、内服薬だけでは改善しないことも多く当院では症状の強い場合、更に神経ブロックにより効果的に痛みの軽減をはかることができます。

 

※持病や飲まれているお薬などにより神経ブロックができない場合もあります。ご相談ください。

 

予防

50歳以上の方は、ワクチン接種をすることができます。

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